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猫背が肩こりの原因?デスクワーカー必見の猫背改善

デスクワーカーの皆さんの大敵である肩こりや首のこり。

いくらマッサージに行っても改善せず、自分でも改善が難しいですよね。

これら肩こりや首のこりは「不定愁訴」と言われます。

不定愁訴とは、漫然とした変化しやすい身体的愁訴が主体で、これに見合う気質的疾患の裏付けが捉えにくい訴えをいう。不定愁訴は英語では「unidentfied complaints」と呼ばれ、「客観的に同定しにくい訴え」と和訳できる。訴えとしては、体がだるい、疲れやすい、足が重い、動悸がする、息が切れる、肩がこるなど多種多様である。

日産婦誌59巻9号研修コーナー 1)不定愁訴への対応より引用

そんな不定愁訴の代表とも言われる肩こりや首のこり。

原因が医学的に特定しづらいものとなっていますが、実際には猫背が原因である可能性も。

渋谷のRPSで猫背を改善したことによって、肩こりや首のこりが楽になったという方は多くいらっしゃいます。

今回は、どうして猫背が肩こりの原因になるのか、姿勢との関係性についてお伝えしていきます。

肩こりの原因と猫背の関係

肩こりの原因と姿勢

肩こりの原因の一つは不良姿勢。

特に、猫背の方は首が前に出ているため、首へのストレスが物理的に大きくなって肩こりをつくっています。

理想的な姿勢は外くるぶしの少し前から膝、骨盤、肩と耳の穴が、地面からの垂線上にくること。

正しい姿勢

猫背姿勢の方の多くは、全体的に前のめりになっているのが特徴です。

猫背姿勢の特徴

全体的に前のめりのため、つま先重心に。

首の位置も前に出ていますよね。

頭が前に行くほど支えている首に負担がかかります。

猫背 首への負担

頭の重さはボーリングの球と同じくらい。

それを支えているのは肩や首の小さな筋肉たち。

姿勢と肩こりの関係

頭が前にいく=支えている肩に負担=肩こり

そのため、猫背姿勢を改善して頭の位置を元に戻すことが、肩こり改善の糸口になります。

デスクワーカーは特に肩こり持ち

デスクワーカーの肩こり

「デスクワーカー」の皆さんは特に肩こりが出やすくなります。

その理由は座っている時間が長いから。

座り姿勢

椅子に座っているときには、骨盤が後傾して腰が丸まりやすくなります。

腰が丸まると、上にある背骨も連動して丸まるため、首の位置が前に行くのです。

骨盤 前傾 後傾 猫背

股関節の構造上、座っているときは特に骨盤が後傾しやすいのが特徴。

椅子に座っている時は、骨盤を立たせて椅子に対して90度になるように座ることが、姿勢を綺麗に保つコツです。

しかし、人間の股関節(脚)は70度前後までしか本来は曲がらないため、例えば椅子が低すぎると骨盤が立たず、背中が丸まって猫背になってしまいます。

背中が丸まって猫背になってしまうと、首も一緒に前に出てしまい、肩や首に負担がかかるというメカニズムです。

つまり、座り姿勢が長いと肩こりも出やすくなってしまう、ということ。

これが、デスクワーカーが肩こりを感じやすい理由の一つとなります。

肩こりを改善するポイント

肩こり改善のポイント

では、デスクワーカーの皆さんが肩こりを改善する方法はないのかと言われると、そうではありません。

さまざまな解決方法があります。

基本的にはマッサージに行く、などの人から体を動かしてもらうことでの改善は難しでしょう。

姿勢が崩れて猫背になる理由は、骨盤以外にもさまざまな理由があるためです。

自分の姿勢は自分でつくっていますので、マッサージなどは補足的に利用して、エクササイズで猫背を改善するのがおすすめ。

下記、猫背改善のポイントについて確認して実践してみましょう。

頻繁に立つ

一つ目のポイントは20分に1回は立つこと。

これってデスクワーカーの皆さんにとっては、本当に大事なことなのです!

どうして20分なのかはまた別の記事でお伝えしていこうと思っております。

20分に1回立つことができない方は1時間に1回でも良いので立ってみてください。

前述の通り、座り姿勢となると骨盤の位置の関係上、どうしても姿勢が崩れてしまい、猫背になる可能性が高まります。

その姿勢を続けてしまうと、その姿勢が正しい姿勢であると脳が判断して定着してしまいます。

定着したものはなかなか抜け出すことが難しいですよね・・・

そのため、定期的に時間を決めて立ったり座ったりを繰り返し、極力同じ姿勢を取り続けない、猫背を定着させないことが一つのポイントとなります。

エクササイズの実施

2つ目のポイントが「ホームエクササイズ」を実施すること。

1つ目のポイントとともに大変重要なポイントとなります。

座って働くこと、鞄やリュックを持って外を歩くこと、運動すること、etc…

皆さんが1日を過ごす中でさまざまな動きを行い、さまざまな姿勢になりますよね。

そういったさまざまな姿勢をとる中で、体のバランスというものは崩れていきます。

その崩れた姿勢をリセットせずに次の日、次の日・・・

こうなっていくと、崩れた姿勢が定着してしまいます。

崩れた姿勢の定着によって、肩こりや首こりも出てきてしまい、それすらも常に感じてしまうことになります。

大変不快ですよね。

それを改善するためには、必ず体のリセットが必要となります。

そのため、RPSではホームエクササイズとしてご自宅でエクササイズを行っていただくことを推奨しています!

基本的には器具を使用しないエクササイズがメインです。

皆さん一人ひとりに合ったエクササイズをカスタマイズして、一緒に目標を達成していただけるようにお伝えしています。

やっぱり体のリセットは大事なんです!

そこで、今回は一つエクササイズをご紹介!

そこで今回はエクササイズをご紹介!

【座位/きゃっとばっく】

やり方
  • 座った状態から骨盤を後傾して背中を丸めます。
  • 一呼吸置いて背中を反らしましょう。
  • 5回ずつ繰り返します。
  • ポイント
  • 丸めるときは手を前に、反るときは後ろへ。
  • できるだけたくさん息を吐く。
  • 仕事の合間に行えるエクササイズ、是非やってみてくださいね♪

    まとめ

    今回は、デスクワーカーの方に多い肩こり、首こりといった不定愁訴と姿勢の関係性をお伝えしていきました。

    長時間の座り姿勢が物理的に肩や首へかかる負担を増加させ、肩こりや首こりを引き起こしている原因の一つとなります。

    それらを改善するためには、普段の生活でできるだけずっと座っている時間を短くするのがポイント!

    また、毎日の生活で姿勢が崩れてしまうため、リセットするホームエクササイズの実施も必要となります。

    皆さんの姿勢がどのようになっていて、具体的にどのようなエクササイズが必要なのか。

    これは一人ひとりで違ってきますので、ご自身の姿勢などについて知りたい、という方は是非、RPSの体験ににお越しください!

    最後までお読みいただき、ありがとうございました♪

    まとめ

    今回は、デスクワーカーの方に多い肩こり、首こりといった不定愁訴と姿勢の関係性をお伝えしていきました。

    長時間の座り姿勢が物理的に肩や首へかかる負担を増加させ、肩こりや首こりを引き起こしている原因の一つとなります。

    それらを改善するためには、普段の生活でできるだけずっと座っている時間を短くすることがポイントです!

    また、毎日の生活で姿勢が崩れてしまうため、リセットするホームエクササイズの実施も必要となります。

    皆さんの姿勢がどのようになっていて、具体的にどのようなエクササイズが必要なのか。

    これは一人ひとりで違ってきますので、ご自身の姿勢などについて知りたい、という方は是非、RPSのボディチェックにお越しください!

    最後までお読みいただき、ありがとうございました♪