猫背や反り腰、巻き肩、ストレートネックなどの姿勢そのものの悩みから、ぽっこりお腹、外ももの張りなど姿勢に影響されるボディラインまで、姿勢を改善したい理由はさまざまだと思います。
そして、皆さんの姿勢を改善するためにさまざまな方法がありますが、どんな方にも共通して必要になるのが運動。
具体的には、ストレッチとトレーニングが必要です。
ただ、ストレッチやトレーニングと言っても、さまざまなやり方・強度・方法がありますので、「これをやれば姿勢改善できるよ!」ということは一概にはお伝えできません。
一人ひとりの体で取り入れた方が良い運動をカスタマイズする必要があります。
それでも自分の悩み解決にはざっくりでもどんな運動が必要かわかっていないと、一歩が踏み出せませんよね。
そのような不安を解消するために、今回はこんな内容で記事をまとめています。
今回の記事でわかること
- 姿勢改善の方法と有効性
- 姿勢改善にストレッチやトレーニングが必要な理由
- RPSでの姿勢改善の方法と姿勢改善できる理由
姿勢を改善して体に関するあらゆるお悩みを解決したい皆さんが、姿勢改善の1歩を踏み出せるように記事を書いていますので、是非最後までお読みくださいませ!
目次
姿勢改善の方法と有効性
まずは、姿勢改善に提唱されているさまざまな方法とその有効性について解説していきます。
姿勢を改善する筋トレやエクササイズ、マッサージ、そして、矯正下着や矯正椅子など、あらゆる方法が考案されていますよね。
でも、どれが効果的な方法になるのかご自身で判断するのは難しいかと思います。
今まであらゆる方法を試してもその場限りだった、効果がわからなかった、という方にはご納得いただける内容になっているかと思います。
RPSとしての見解を解説します。
矯正下着と姿勢改善の有効性
背骨をまっすぐにするために矯正下着などが販売されていますが、RPSではあまり推奨しておりません。
理由はいくつかありますが、一番は逆効果となる可能性があるためです。
主に背中が丸い、肩が内巻きになっているなどの悩み解消に使用する方が多いかと思いますが、背中を反る動きは姿勢改善の初期段階ではNGとなります。
猫背・巻き肩だからと背中を反ったり、肩を引く動きでより肩こりや肩や首の痛みが出た方は少なくないでしょう。
背中を反るような矯正下着も同じ動きを体に強要することになりますので、RPSでは基本的に推奨しておりません。
トレーニングと姿勢改善の有効性
トレーニングは姿勢改善に限らず、体の引き締めには大事な運動の一つです。
腕立て伏せなどの自重トレーニングに始まり、錘を使ったウエイトトレーニング、特殊な器具を使ったトレーニングなど、トレーニングにもさまざまな種類があります。
RPSが姿勢改善に有効だと考えているトレーニングは以下です。
姿勢改善に有効だと考えられるトレーニング
- 器具を使わない軽い自体重での運動
- 軽い負荷をかけるトレーニング
- スクワットなどの全身運動
これらのトレーニングを行う上での共通の注意点は、姿勢改善のために高い負荷をかけないことです。
姿勢改善に必要なのは、体の過度な緊張を取り、アンバランスを解消すること。
例えば、スクワットでいくら重い負荷をかけても綺麗な姿勢がつくれるわけではありません。
筋力が姿勢改善に重要なわけではないのです。
例えば、ぽっこりお腹解消のために、反り腰の改善は必要ですが、その反り腰を改善するためにレッグレイズなどの負荷の高い腹筋運動は必要ありません。
代わりに体の緊張を取るためのロールアップやロールダウンなどのトレーニングを行う方が有効な場合がほとんど。
最適なトレーニング負荷で体の過度な緊張を取り除くことが、皆さんの姿勢改善には役立ちます。
マッサージや整体と姿勢改善の有効性
肩や首がよくこるのでマッサージに行く。
デスクワークで猫背になるので整体に行く、という方は少なくないでしょう。
確かに、リラックスの手段としてマッサージや整体はおすすめです。
でも、受動的に調整してもらったりほぐしてもらっても、根本である体の使い方が変わらない限り、姿勢は改善できません。
そのため、マッサージや整体などは適宜使用するのがおすすめ。
例えば、マッサージや整体でほぐしてもらった後に、トレーニングを行う、などは人によって有効な方法となる可能性があります。
人に触られるという圧の刺激によって体の感覚が活性化し、姿勢改善に役立つため、通い方によっておすすめの方法となります。
ストレッチと姿勢改善の有効性
ストレッチや姿勢改善にオススメの方法となります。
姿勢が崩れている方は筋肉や体の使い方にアンバランスが生まれています。
このアンバランスの解消が姿勢の改善には重要であり、ストレッチは一つの有効な方法となります。
姿勢改善に体を鍛えることはもちろん必要ですが、狙った部位を鍛えるためにも、先に縮こまった筋肉たちをゆるえる必要があります。
車もアクセル全開のままブレーキを踏んでも止まりませんよね。
ストレッチとトレーニングの併用は、皆さんの姿勢改善に役立ちます。
RPSでの姿勢改善の方法と姿勢改善できる理由
姿勢改善のためにストレッチとトレーニングが必要であることはお分かりいただけましたでしょうか。
では、RPSではどうして姿勢が改善できるのか、どのような方法で姿勢を改善しているのかについてもご紹介していきます。
呼吸に着目したストレッチ
姿勢の改善には、まずストレッチなどで頑張り過ぎている筋肉たちに落ち着いてもらう必要があります。
例えば、反り腰さんは背中の筋肉が過度に緊張していて、お腹周りの筋肉が使えていない可能性があります。
この場合、背中の筋肉が頑張り過ぎているせいで腹筋が使えない可能性があるのです。
そのため、先に過度に緊張している背中の筋肉を緩めるのが反り腰を改善する第一ステップとなります。
これをただ単にストレッチを行うのではなく、呼吸に着目してストレッチを行えると、より効率良く背中の筋肉の緊張を緩められるのです。
呼吸に着目することで自律神経にもアプローチでき、楽に綺麗な姿勢を無意識で取るための体の準備を行えます。
器具を使わないボディワーク
姿勢の改善には、「自分の体がどんな状態になっているのか」などの体の感覚を鍛えることも必要です。
筋肉のアンバランスを解消するだけで姿勢が改善できないのは、これが一番の要因。
それらの感覚を鍛えるためには、器具などを使わずに行うボディワークなどが必要です。
また、レッスンの中だけにとどまらず、レッスン以外の時間でエクササイズを行うことが姿勢改善には必要です。
RPSでは、ご自宅でも行える器具を使わないボディワークを覚えていただき、皆さん一人ひとりにあった運動を処方しているため、姿勢を根本から改善・維持できるのです。
あわせて読みたい
ご自宅でもできる1日10分姿勢改善トレーニングについてはこちらの記事で解説しています。
簡単な動画なども上げていますので、是非お読みください。
さまざまな器具を使ったトレーニング
器具を使わないトレーニングやストレッチも行いますが、最終的には器具を使ってさまざまな負荷をかけることによって、より日常生活でも姿勢が崩れない状態をつくり出します。
負荷をかけるといってもただ単にウエイトトレーニングを行うのではなく、ピラティスの器具を使って三半規管などを含めた前庭感覚に負荷をかけるものや、より日常生活に近い動きを取り入れたエクササイズを行います。
目的に応じて500種類以上のトレーニングから皆さんのその時の体の状態に最適な内容を選択し、メニュー作成できるのも、RPSのパーソナルトレーニングで姿勢が改善できる理由の一つです。
まとめ
今回は、姿勢の改善するために必要なことについて解説しました。
姿勢改善には、ストレッチやトレーニングなどの運動が必要です。
ストレッチやトレーニングによって体のアンバランスの解消、さまざまな体の感覚の活性化で、体の使い方を変えることが必須であるためです。
いずれにしても、姿勢改善にはご自身で体を動かすことが必要となるため、例えばトレーニングやストレッチとの併用がおすすめです。
そして、そのトレーニングやストレッチは過度の負荷をかけるようなものは必要なく、あくまで体の過度な緊張を取り除くようなトレーニングやストレッチの実践が必要となります。
ご自宅で簡単にできるストレッチやトレーニングが、皆さんの姿勢を改善する第一歩となりますので、ご自宅でチャレンジしてみてください。
また、RPSのパーソナルトレーニングでは、体の状態を数値化し、体のお悩み解消に必要なことを明確にお伝えできます。
体験レッスンも行っておりますので、気になる方はご不明点など含めてお気軽にご連絡くださいませ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
パーソナルトレーニングRPS代表。
トレーナー歴10年目、姿勢改善で体の本質を変えるパーソナルトレーナー。
年間1,000本以上のパーソナルレッスンの経験を生かし、呼吸と動作パターン改善のエクササイズによって行うボディメイクと機能改善を軸に活動中。
【保有資格】
・NSCA-CPT
・FMS-Level1,2修了
・EBFA-BTS,FSFM
・栄養コンシェルジュ1ッ星、2ッ星
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