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【猫背のデメリット】猫背予防で体への悪影響を防ぐ

猫背にはさまざまなデメリットがあります。

見た目が崩れてしまうことはもちろん、ボディラインやスタイルまで。

そして、体へストレスがかかることによって自律神経を含めた体のバランスが崩れてしまい、痛みや体の不調を抱えてしまうデメリットまで。

そのまま放置してしまうと、猫背が定着してしまい、悪い状態から抜け出せなくなるという大きなデメリットが出てきてしまうのです。

この記事を読むことで、こんなことがわかります。

今回の記事を読んでわかること

  • 猫背のデメリット
  • 猫背を改善するために必要なこと
  • 猫背を改善するオススメの取り組み方

そういった体に関しての疑問を解消できます。

最後に猫背改善のエクササイズ動画もご紹介しておりますので、是非最後までお読みくださいませ♪

猫背のデメリット

猫背 デメリット

猫背によって、体へのさまざまなデメリットが生まれます。

見た目が悪くなるというデメリットだけでなく、体の不調といった健康面のデメリットまで。

皆さんがお悩みの体の状態は、猫背が原因の可能性がありますので、猫背が体に対してどういうデメリットを生んでしまうのかお伝えしていきますね。

それぞれのデメリットについて詳細も解説していますが、概要だけで良いよ、という方は青枠のみ確認して読み進めていただくことをオススメします。

見た目に関するデメリット

猫背の見た目に関するデメリットは主にこのようなものが挙げられます。

猫背の見た目に関するデメリット

  • お腹が出る
  • お尻が垂れる
  • 二の腕や脚が太くなる
  • 反り腰や巻き肩になる
  • ストレートネックになる

ざっと挙げるだけでもこんなに。

猫背はあくまで結果論ではありますが、そもそも姿勢は骨によって形作られているのです。

その骨についているのが筋肉であり、私たちの体は筋肉の緊張度合い(筋のトーンと言います)によって骨格のバランスを保っているのです。

そのため、日常生活での動きや体の動かし方、運動の頻度、スマホの使用頻度など様々な要因で筋肉の緊張度合いが変動し、姿勢が崩れてしまいます。

結果として、スタイルなどの見た目に対してデメリットが生まれてしまうため、皆さんの体の悩みは猫背を根本から解決する必要があるかもしれません。

それでは、猫背による見た目へのデメリットについて一つずつ解説していきます。

お腹が出る

猫背になるとお腹が出ます。

これは骨盤の位置がずれることによって肋骨や背骨などの位置が変わり、お腹の筋肉が使えなくなってしまうから。

猫背になるとどうしてお腹出るのか、その原因は何なのかについてより詳しく知りたい方は、こちらの記事がオススメです。

お腹が出るだけで太って見えるので、猫背の改善は綺麗なボディラインづくりに必須となります。

お尻が垂れる

猫背になることで骨盤が正しい位置がずれてしまい、お尻の筋肉がうまく使えず垂れるというデメリットもあります。

特にお尻の上の方が垂れやすくなってしまいますので、猫背改善はヒップアップにも有効。

最近お尻の部分が気になるという方は、猫背になっているかもしれません。

二の腕や脚が太くなる

猫背では、肩甲骨や骨盤の位置がずれるため、脚や二の腕が太くなるデメリットが出てきます。

脚の筋肉は骨盤についていますので、猫背になって骨盤がずれてしまうと脚の前側と外側の筋肉の緊張が強くなります。

結果として脚の前と外側が太くなってしまう。

また、猫背の方は肩甲骨の位置も一緒にずれている方がほとんど。

二の腕の筋肉は肩甲骨についていて、肩甲骨の位置がずれてしまうことによって、力こぶをつくる筋肉の方が使いやすくなってしまいます。

結果として、二の腕の筋肉の方が使いづらくなってしまい、二の腕が太くなってしまうのです。

反り腰や巻き肩になる

猫背は反り腰や巻き肩も一緒につくってしまいます。

背骨は滑らかなS字カーブになっているのが理想的ですが、猫背ではどこかが急激に反って、どこかが急激に丸まっている状態。

猫背になり肩甲骨がずれることで巻き肩になり、骨盤がずれることで反り腰になります。

また、猫背の方で多いのが、反り腰猫背

特に、反り腰を気にされている方はこちらの記事がオススメです。

ストレートネックになる

猫背になって頭が前に出ると、ストレートネックになりがちです。

首の骨は頸椎(けいつい)と言われ、通常滑らかに反っていますが、頭が前に出ることで首の滑らかな反りがなくなり、いわゆるストレートネックという状態に。

肩こりや首の痛みなどを併発しやすくなり、ストレートネックにメリットはありません。

猫背を改善することはストレートネックの改善につながり、皆さんにとっての健康をつくる手助けをしてくれます。

健康に関するデメリット

猫背のデメリットは、見た目に対してのみではありません。

体の痛みや不調などの健康に関するデメリットも出てきてしまいます。

猫背の健康に関するデメリット

  • 肩こり・首こり
  • 呼吸が苦しい・浅い
  • 睡眠の質が下がる
  • 疲れやすい

朝起きた時にだるい、なかなか痛みが抜けない、肩が上がらなくなったなどの悩みは姿勢が原因の可能性があるのです。

猫背による健康への影響についても一つずつ解説していきますので、当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

肩こり・首こり

猫背では首の位置が前に出たり、頸椎という首の骨の滑らかなカーブが失われますので、その分肩や首に負担がかかってしまいます。

結果として、肩こりや首こりを感じる方も多いのです。

首を支えているのは首や肩周りの小さな筋肉ですが、頭の重さは7kgほどもあります。

頭が正しい位置から5センチずれるだけで支えている肩や首には頭の重さの2倍の負荷がかかるため、猫背さんが肩こり・首こりを併発しやすい理由がわかります。

呼吸が苦しい・浅い

猫背になることで本来、呼吸時に膨らんでほしい背中やお腹の横、胸に空気が入らず、呼吸が苦しい・浅いと感じる方は少なくないでしょう。

本質的なお話をすると、正常な呼吸ができていない、呼吸が浅いことで骨格の位置が変動して猫背になります。

呼吸回数が増えると、交感神経が優位な状態が続きます。

これは常に心拍数を上げ、体を常に過度な緊張状態にしているため、もちろん呼吸は苦しく浅くなるのです。

単に姿勢が悪いから呼吸が浅い、のではなく呼吸が浅いために姿勢が崩れているということを忘れないようにしましょう。

そのため、猫背を良くするために呼吸の改善は必須です。

呼吸が浅いことが猫背になるというデメリットにもなり、猫背姿勢が続くことで呼吸が浅くて苦しいまま常態化してしまうデメリットにもなるのです。

睡眠の質が下がる

息が苦しい・浅いというところにもつながりますが、朝起きた時にだるいのも猫背が原因の可能性があります。

猫背=呼吸が浅い=自律神経のバランスが乱れる(副交感神経<交感神経)=寝ても体が回復しない、となるため睡眠の質が低下しているのは猫背が一因の可能性があるのです。

睡眠の質を高めるためには副交感神経がしっかり働いてくれることが大事です。

結局、猫背を改善するためには呼吸などから自立神経のバランスを整える必要があり、自律神経のバランスを整えた結果、睡眠の質を上げられるというメリットが生まれます。

疲れやすい

猫背になると疲れやすい、すぐに疲れてしまうというデメリットが出てきます。

体のバランスが崩れている状態は、動きの効率が悪いということ。

動きの効率が悪いって燃費が悪いってことになるので、やっぱり疲れやすいですよね。

これは、重力がかかっているから、というのが一番の理由。

私たちは重量下で動かなければなりませんが、姿勢が崩れている状態ではその重力が全て敵になり、体のあらゆる関節に負担がかかります。

筋肉をつけたところで猫背のままでは効率よく疲れないように動くことはできません。

(もちろん、筋力を使う場面では筋肉量が多い方が良い。)

重力に逆らうよりもうまく使えた方がもちろん効率よく動けるし、疲れにくい体となります。

スポーツに関するデメリット

猫背のデメリットは見た目や体調など日常生活にとどまりません。

スポーツをする方にとっても大きなデメリットになります。

猫背のスポーツに関するデメリット

  • スポーツパフォーマンスの低下
  • 怪我しやすくなる

それでは、スポーツに関するデメリットについても一つずつ解説していきます。

スポーツパフォーマンスの低下

猫背によってパフォーマンスが低下することはなんとなくお分かりになるのではないでしょうか。

猫背になると動きの効率性が低下するため、効率よく大きな力を発揮できなくなります。

スポーツの基本は、その時々の最適な力を発揮できるポジションに入ることができるか、が大事です。

多くのスポーツが体をコントロールして最適な力を出すことがメインですよね。

猫背になると、そもそも力を発揮するポジションを取ることが難しくなりますので、結果として速く動いたり力を発揮することが苦手気になります。

猫背は、スポーツのパフォーマンスを低下されるというデメリットもあるのです。

怪我しやすくなる

スポーツにおけるもう一つのデメリットは怪我をしやすくなる可能性があること。

効率が悪くなることはお伝えした通りですが、結局筋肉の緊張のアンバランスや使い方の偏りが出てしまうのです。

怪我は硬さや柔らかさよりも左右差などのアンバランスでより出やすくなると言われています。

猫背になることでスポーツ中にも動き方に偏りが出てしまい、結果として怪我につながるデメリットがあります。

猫背改善は、スポーツのパフォーマンスアップにも怪我の予防にも役立つのです。

猫背を改善するオススメの取り組み方

猫背改善 オススメ 取り組み方

猫背を改善するためにやらないといけないことはわかったとしても、どうやって始めていくのが良いのか。

人によってはいきなりジムに通う、ストレッチ専門店に通ってまずはストレッチだけやってもらう、などの手もありでしょう。

その人によって異なりますが、RPSがオススメする猫背を改善するためにオススメの取り組み方についてお伝えしていきます。

自宅でエクササイズにチャレンジ

自宅でできる簡単なエクササイズやストレッチからまず始めてみるのが一番オススメ!

例えば、こんなトレーニング。

細かなポイントはあるものの、自分がどれくらい動くことができるのか、どんなエクササイズ、ストレッチ、トレーニングが必要なのかを把握するためにはまず実践。

器具を使う筋トレと違い、道具を揃えなくても、ジムに行かなくてもできちゃうのが大きなメリットです!

また、体の状態によっては、先にストレッチ+呼吸のようにトレーニングの順番を変えたり、重きを置く部分を変なければいけません。

個人に合ったトレーニングプランが必要になりますので、どうしても一人でできない!という方であれば、パーソナルトレーニングがオススメです。

パーソナルトレーニングへのチャレンジ

まずは一旦ご自宅でエクササイズなどの運動を行ってみること。

その後、必ず自分では改善できない部分が出てくるので、体の専門家であるパーソナルトレーナーを訪ねることがオススメ。

特に、姿勢は根本を解消しなければ元の状態に戻ってしまいがちですので、姿勢改善専門のパーソナルトレーニングを提供しているところへ行くことがオススメ。

RPSでは、呼吸とエクササイズを組み合わせて、様々な感覚を鍛え、猫背の根本を解消する方法をご提案します。

一人ひとりの体の状態合ったメニューを組むことができますので、運動初心者からスポーツをしている方まで幅広く対応可能です。

ご興味のある方は、是非お気軽に体験レッスンにお申し込みくださいませ。

体験レッスンバナー

猫背のデメリットまとめ

今回は猫背のデメリットについてお伝えしました。

猫背によって見た目はもちろん、体の不調などのさまざまなデメリットが生まれます。

その原因の多くは日常生活にあり、まずは日常生活で猫背になるような生活を送らないことが必要です。

そして、トレーニングによって体のバランスを整え、トレーニングやエクササイズの継続によって、良い体の状態を維持することもポイント。

そのためのトレーニングには、特段高い負荷をかける筋トレなどは必要ないんです。

まずはご自宅でできるトレーニングからチャレンジ。

ここから始めていきましょう!

その後、一人では体の状態を変えられない場面が出てくるため、そこは体の専門家にお任せするのが一番。

RPSでは、全く運動していない方からこれからスポーツも始めていきたい方まで、幅広い方々のサポートをしています。

特に、運動をしたことがない方も多く、運動初心者の方でも一人ひとりのご要望に合わせてメニューのカスタマイズが可能です。

是非お気軽にお問合せくださいませ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました♪