姿勢が悪いって言われるけど、本当に悪いのかな?
猫背や反り腰の人って多いけど、意外と自覚ない方が多いんだよ!
え〜そうなんだ・・・もしかして、私も猫背なの?
じゃあ、今日は姿勢が崩れていないかのセルフチェックと正しい姿勢について解説していくね!
ぽっこりお腹、パンパンな脚など、様々な体の悩みは姿勢の崩れが原因になっている可能性があります。
ただ単に姿勢が悪い、だけにはとどまらず、猫背や反り腰はボディラインなどに大きな影響を及ぼすのです。
でも、正しい姿勢がどんな状態なのか、自分の姿勢が崩れているのかわかりませんよね。
気にしたこともない、という方も体の悩みの原因は姿勢の崩れの可能性があります。
今回は、正しい姿勢がどんな状態なのか、自分でもできるセルフチェックを交えて一緒に勉強していきましょう。
正しい姿勢とは?
正しい姿勢には基準となる5つのポイントがあります。
今回は立っている時のポイントをご紹介します。
横から体を見たときに、この5ポイントが一直線上に並ぶのが、綺麗な姿勢の基準です。
姿勢が崩れている方は、この5つのポイントがずれていたり、ポイントがあまりずれていなくても、背骨のS字カーブが崩れているのです。
特に最近多いのが、反り腰タイプの猫背。
これらのポイントがずれてしまうことによって、背骨のカーブが変わってしまい、猫背のように背中が丸まった状態になってしまうのです。
また、首が前にいっている方は、耳の位置が垂線よりも前に行っていますし、肩が内巻きになっている方は、肩の位置が前にいっているでしょう。
でも、全部一直線になっていても反り腰だったり巻き肩の人っているよ?それってどうしてなの?
実は点だけじゃなくて、骨盤の動きもポイントなんだ!そこも解説するね!
実は、この5ポイントが揃っていても、骨盤が整っていなければ見た目があまり良く見えません。
そのため、チェックする際には、骨盤のポイントも一緒に見ることが重要。
骨盤が整っていれば、背骨のラインも綺麗に整います。
正しい骨盤の位置の基準はこれ。
骨盤を横から見たときに、骨盤の前側にある上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)という突起と恥骨(ちこつ)という骨が、垂直上に位置しているかどうか。
反り腰など姿勢が崩れている方の多くは、上前腸骨棘の方が前に位置しています。
これ(図の左側)を骨盤の前傾(ぜんけい)と言い、反対に後ろに倒れていること(図の右側)を骨盤の後傾(こうけい)と言います。
上前腸骨棘と恥骨の位置関係(前傾、後傾具合)でも正しい姿勢かを見るチェックポイントになるんです。
この骨盤が過度に前傾してしまっている姿勢はこんな姿勢。
こうやって頑張って胸張って良い姿勢取ろうとしていませんか?
骨盤だけの原因にとどまりませんが、背中全体が反ってしまった猫背さんはこんな姿勢になっています。
女性に特に多いこの姿勢ですが、実は太もも前が張ったり、ストレートネックや巻き肩をつくる原因になります。
自分では猫背ではないと思っていても、この姿勢を意識的に取ることで体の悩みを増やしてしまうことになるので注意が必要です。
骨盤がずれてしまうことで姿勢が崩れてボディラインなどに影響が出てしまうので、綺麗な位置を保ちたいものですね!
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姿勢を壁立ちでチェックする方法
姿勢チェックって難しそうですよね?
実は、壁を使って簡単にチェックすることができます。
実際に見てみるとこんな感じ。
チェックのポイントは3つ。
首、肩、腰です。
このポイントからご自身がどれだけ離れているかで、姿勢が崩れているかを簡易的にチェックできるのです。
腰の隙間が空いている方はお腹が出て見えるでしょうし、肩の隙間が空いている方は巻き肩になっている可能性があります。
首の隙間が空いている方は、頭と首が前に出ているはずです。
もちろん、空間に立った時の状態は違う可能性がありますが、少なからず壁立ちで楽に立てなければ、姿勢が崩れている可能性が高いです。
渋谷のRPSでは、撮影での姿勢のチェックと体の状態を調べる複数のテスト、レッスンの内容を実施できる体験レッスンを実施しています。
「ちゃんと自分の体を知って、根本を改善したい!」という方は一度お気軽にお越しください。
正しい姿勢では疲れない
でも、正しい姿勢取ろうとすると疲れちゃうよ〜・・・
もしかして、腰とか背中がバキバキになったりするのかな?
そうそう、綺麗な姿勢取ろうとするとすごくキツくて長続きしない・・・
正しい姿勢は「無意識」が基本だから、無意識で綺麗な姿勢を取れるようにトレーニングが必要なんだよ!
皆さんも、綺麗な姿勢を取ろうとすると背中や腰がバキバキになった経験、ないでしょうか?
綺麗な姿勢を取るために意識するのはご法度。
猫背だからと無理に背中を反らしたり、肩を後ろに引いたりすると、さらに猫背になったり巻き肩などをつくってしまいます。
目や耳、体のあらゆるセンサーから脳に集められた情報を出力して姿勢という形で表しているだけ。
なので、良い姿勢を取ろうとしてもそもそもセンサーから入ってくる情報をうまく処理できなかったりすると、正しい姿勢って取れないんです。
もしかしてこと難しい事言ってるけど、姿勢は意識的につくろうとしてもつくれない、「つくられるもの」ってことだよ!
でも、無意識的に正しい姿勢を取るためにはどうすれば良いの?
無意識的に正しい姿勢と取るためには、体の感覚を養うトレーニングをたくさん実践することが必要なんだ!
いろんなトレーニングを行うことで、目や耳などの感覚と筋肉を使っている感覚などを鍛えていくと、空間で自分がどんな姿勢になっているのかを知覚することができます。
結果として、無意識的に正しい姿勢を取ることができ、効率よく動けるようになるので綺麗な姿勢でも疲れません。
また、姿勢改善できると痩せる効果も期待できます。
単純に〇〇筋が硬いから、弱いから、といった問題で姿勢が崩れているわけではないため、筋肉のアンバランスを改善しただけでは姿勢は改善できないんです。
RPSのパーソナルトレーニングでは、姿勢改善のためにあらゆるトレーニングを実施できます。
体の状態を判断するための複数のテストを実施して現状を点数化し、目標達成のために最短ルートでのトレーニングが実施可能です。
体のあらゆる感覚を養い、根本から姿勢を改善して無意識で正しい姿勢をつくりたい方は、是非一度、体験レッスンへお越しくださいませ。
正しい姿勢の作り方
じゃあ、良い姿勢をつくれば見た目は良くなるし、痩せる効果はあるんだね!
そう!後は姿勢を改善するために大事なことがいくつかあるんだ!
ポイント別に教えてくれると助かる〜
姿勢改善できると、見た目やスタイルを良くして痩せられるメリットがあります。
正しい姿勢をつくって綺麗な体をつくるために3つのポイントを押さえておきましょう!
まず、姿勢は基本的に無意識にできるもの。
トレーニングをして筋肉のアンバランスを整えれば解決できる、というわけではありません。
自分の体がどのような状態になっているのか、どこにあるのかがわかっていなければ良い姿勢ってつくれないんです。
だって、壁に背中をつけて生活しているわけじゃないですもんね!
壁に背中をつけて腰の隙間が手のひら1枚しか入らない状態でも、空間に立ってぽっこりお腹だったら・・・
空間に立った時にも自然と綺麗な姿勢になっている必要があります。
そのためには、今まで行ったことが無いトレーニング、エクササイズ、運動を行って体のいろんな感覚を養うことが大事。
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姿勢改善に効果的なトレーニングは、ご自宅でもできるトレーニングが主です。
こちらの記事に掲載していますので、是非一度、お読みください♪
筋肉だけつけても姿勢は改善できませんし、姿勢が崩れたまま筋トレしても、気になる部分を痩せさせることはできないでしょう。
基盤である姿勢を改善してから、筋トレや有酸素性運動にチャレンジし、食生活も見直す。
全部必要になることもありますが、一つずつ解決していくことが、正しい姿勢を維持する秘訣です。
正しい姿勢とチェック方法まとめ
今回は、正しい姿勢についてお伝えしていきました。
正しい姿勢のポイントは、壁立ちで簡単にセルフチェックができます。
でも、私たちには常に壁が後ろにあるわけではないので、空間で正しい姿勢をとる必要があります。
正しい姿勢は無意識的につくられるものであり、意識しても綺麗な姿勢をつくることはできず、疲れやすくなったり、痛みが出てしまう可能性も。
無意識で正しい姿勢を取るためには、様々な目や耳などの様々な感覚も鍛えて体を総合的に変えていく必要があるのです。
そのためには、ウエイトトレーニングや筋トレ、ストレッチなどの単純な動きだけでなく、複雑な動きを習得する必要があります。
体は一人ひとりで違うため、客観的に評価して適切なトレーニングメニューを組めるパーソナルトレーニングが特におすすめ。
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まずは自宅でのセルフチェックで姿勢を確認。
意外にも猫背になっている方も多いので、簡易的にチェックしてみましょう♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
パーソナルトレーニングRPS代表。
トレーナー歴10年目、姿勢改善で体の本質を変えるパーソナルトレーナー。
年間1,000本以上のパーソナルレッスンの経験を生かし、呼吸と動作パターン改善のエクササイズによって行うボディメイクと機能改善を軸に活動中。
【保有資格】
・NSCA-CPT
・FMS-Level1,2修了
・EBFA-BTS,FSFM
・栄養コンシェルジュ1ッ星、2ッ星
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