巻き肩が気になる、ということをよくお聞きします。
RPSのパーソナルトレーニングに通われている方にも巻き肩を気にされている方がいらっしゃいました。
巻き肩になると、猫背に見えてしまったり、腕が見える服を着る時に気になってしまいますよね。
そんな巻き肩を改善するためにオススメなのがパーソナルトレーニング。
自己流で自分だけで巻き方を改善しようと思ってもなかなかうまくはいきません。
それは、巻き肩の原因が多岐にわたるから。
例えば、巻き肩だからと言って肩を後ろに弾いたり胸を張るような動きをたくさんしてしまうと、より巻き肩が助長されてしまう可能性があります。
巻き肩を改善するためには、その人の体の特徴に合わせてエクササイズや手技を使用・選択し、順番を決めて体全体を改善していく必要があります。
そのためのパーソナルトレーニングなのです。
今回は、RPSのパーソナルトレーニングで行っている巻き肩改善の方法について、概要にはなりますがお伝えしていきます。
巻き肩とは?
「肩の位置が正常な位置よりも前方に位置している状態」として定義しようと思います。
「じゃあ、正常な位置ってどこ?」
次々と疑問が出てきてしまいますよね。
正常な位置は上腕骨頭が肩甲骨のくぼみである関節窩から1/3以内におさまっているかどうかで判断していきます。
ということで、ここでちょっとだけ体のお勉強。
まず、巻き肩かどうか判断する時には、上腕骨(じょうわんこつ)という腕の骨と肩甲骨を見ていきます。
皆さんの肩はこの二つの骨で構成され、肩甲上腕関節(けんこうじょうわんかんせつ)と言われます。
肩甲骨をよく見ると丸いくぼみがありますが、これを関節窩(かんせつか)と言います。
この丸いくぼみに上腕骨の頭である上腕骨頭(じょうわんこっとう)がはまり込んでいるのです。
さて、肩甲骨には先端に肩峰(けんぽう)と言われる突起のようなものがあり、体を横にして見た時に、肩峰に対して上腕骨頭がどれくらい前に出ているかを見ていきます。
上腕骨頭がだいたい1/3よりも前方に出ている場合には、肩が前方に移動したり、内側に入って巻き肩になったり、猫背に見える可能性があるのです。
パーソナルトレーニングで巻き肩改善できる理由
巻き肩を改善するためのどんな手段を使うのかって大事ですよね。
オススメなのはパーソナルトレーニングです。
パーソナルトレーニングでは、肩の部分だけをみるのではなく、皆さんの体の状態を総合的に見た上で、一番の原因を見つけて根本を改善できます。
そのため、自己流で行うよりもパーソナルトレーニングを利用した方がより確実かつ早く巻き肩が改善できます。
反対に、巻き肩は自己流での改善は難しいと言えるでしょう。
理由としては、巻き肩の原因が多岐にわたるからです。
例えば、背中の筋肉が硬いことによって反り腰になり、巻き肩が併発している方もいらっしゃれば、胸の筋肉が硬くて腕の骨が内側に回っている方もいらっしゃいます。
背中の筋肉が硬いのに胸を張るようなトレーニングを行ってしまったら、もちろん巻き肩は助長されますよね。
そもそもの話で何をもってそれが原因なのかを正しく判断する必要があるため、パーソナルトレーニングでの改善がオススメなのです。
また、エクササイズやトレーニング、ストレッチのみでは巻き肩が改善しない場合があります。
そんな時もパーソナルトレーニングであれば、手技を使ってより早く改善することが可能となる場合があります。
姿勢を含めた体の細かい部分と根本を改善できることが、巻き肩の改善にパーソナルトレーニングがオススメの理由です。
パーソナルトレーニングで巻き肩を改善する方法
じゃあ、パーソナルトレーニングでどうやって巻き肩を改善するの?となりますよね。
方法は順序立ててエクササイズを実施しなければなりませんが、RPSのパーソナルトレーニングでは、手技、ストレッチ、トレーニングによって体の状態を整えます。
巻き肩になっている方の多くは、体が緊張状態になっていることで反り腰、猫背となり、巻き肩を併発している可能性があるため、先に猫背と反り腰を改善しなければなりません。
合わせて読みたい
反り腰と猫背どっちにもなっている方は非常に多く、巻き肩も一緒に気にされている方も多いので、気になっている方にはおすすめの記事です!
さて、では体の緊張状態を取るために、RPSのパーソナルトレーニングではどのような方法を使うのか。
まずは呼吸に着目したストレッチで自律神経にアプローチします。
猫背や反り腰、そして巻き肩の多くの方は、交感神経優位の緊張状態。
自律神経にアプローチする方法は、食事やさまざまな運動により刺激を入れて感覚を養うこと、そして、呼吸による直接的なアプローチなどになります。
でも、この自律神経バランスは、日常生活のストレスなどで簡単に崩れてしまいがち。
ということは、簡単にアプローチできる方法をパーソナルトレーニングで実施して、ご自宅で実践してもらう必要があるのです。
そのため、RPSのパーソナルトレーニングでは、呼吸に着目した自宅でもできるエクササイズやストレッチで、まずは体の緊張状態を和らげます。
緊張状態が和らぐだけでも姿勢はある程度改善できるため、その後は巻き肩に見えてしまう原因の肩甲骨の位置を改善していきます。
肩甲骨の位置を改善するために、RPSのパーソナルトレーニングでは、脇や二の腕など様々な筋肉を使うエクササイズを実施しています。
実際にRPSのパーソナルトレーニングで実施しているエクササイズについてご紹介致しますので、ご自宅でチャレンジしてみてください!
また、様々なテストを通して、皆さんの巻き肩を改善するプランを構築させていただいております。
是非一度、体験へお越しくださいませ♪
まとめ
今回は、パーソナルトレーニングで巻き肩を改善できる理由とその方法についてお伝えしていきました。
巻き肩は肩単体の問題ではないことが多いため、原因を見つけるためにはパーソナルトレーニングが特におすすめです。
自分の体がどうなっているかをまず知ることができなければ、巻き肩の改善方法は見出せません。
また、〇〇筋が硬いから、〇〇筋が弱いからという理由で巻き肩になっているわけではないため、全体を見た上で場合によっては手技を使ったりするなど、順番には十分に考慮する必要があります。
ただ単に胸を張れば良い、と考えているとより巻き肩が助長されてしまう可能性があります。
大切なのは順番です。
巻き肩はその場で改善したように見えても、根本を改善しなければ日常生活で元に戻ってしまいます。
巻き肩から抜け出すために、姿勢の根本を改善するパーソナルトレーニングにも挑戦してみましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
パーソナルトレーニングRPS代表。
トレーナー歴10年目、姿勢改善で体の本質を変えるパーソナルトレーナー。
年間1,000本以上のパーソナルレッスンの経験を生かし、呼吸と動作パターン改善のエクササイズによって行うボディメイクと機能改善を軸に活動中。
【保有資格】
・NSCA-CPT
・FMS-Level1,2修了
・EBFA-BTS,FSFM
・栄養コンシェルジュ1ッ星、2ッ星
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